子供が1歳くらいの頃、冬になると乾燥肌でよく湿疹が出てました。
おなかや背中全体、足のすねやももの内側などに、赤いまだら模様のような、あまり凹凸のない湿疹がいっぱい出ていました。
最初は何か感染病か?と思ったんですが、皮膚科に行ったら乾燥による湿疹とのこと。
その後もなかなか良くならなくて、皮膚科通いは続きました。
「どうしたら乾燥肌や湿疹が治るんだろう?」
自分の子供が乾燥による湿疹でかゆがっていたら、夜も寝れなそうだし、かわいそうですよね。
実は私も、歳を重ねるごとにだんだん肌が弱くなっていっていったのか、乾燥によるかゆみや湿疹には悩まされていました。
この記事では、
- 皮膚科の先生に教えてもらったこと
- 子供と私の経験上から感じたこと
乾燥による湿疹を防ぐために、参考になりそうなことをまとめますね。
液体のボディーソープは使わない。固形石鹸がおすすめ
まず皮膚科の先生に言われたのが、液体のボディーソープは使わないということでした。
「どんな固形石鹸がおすすめですか?」
先生に聞くと、
「うーん、おすすめというよりも、固形の石鹸だったら、ドラッグストアなどに売っている100円の安い物でも構わない」
ということでした。
液体のボディーソープをやめて、固形石鹸を使ってみると・・・今まではぜんぜん気づかなかったんですが、違いがすごくよくわかるんですよね。
液体のボディーソープは、流した後にも肌の上に何かぬるぬるしたものが残るんです。
これがお風呂あがりに肌が乾いてくる時に、すごくかゆくなるんですよね。
固形の石鹸に変えたら、このぬるぬるがなく、お風呂上りに起こる、パキパキとした乾燥が起こらなくなりました。
固形石鹸での子供の肌の洗い方
固形石鹸に変えただけでも湿疹が治らない場合は、洗い方も見直してみましょう。
もしかしたら、洗いすぎている可能性があるかもしれません。
今は、ボディータオルなどが売っていて、ごしごし洗ってしまいがちですが、
こすることで、皮膚の表面の必要な油分を奪ってしまうので乾燥しやすくなってしまいます。
皮膚科の先生にも、
「固形石鹸で毎日洗わなくていい。普段はお湯で洗ってあげれば十分だよ。」と言われました。
最初は私もすごく抵抗があったんですけど・・・
固形石鹸で洗うのを1日おき、2日おきなど少しずつ慣らしていって、
いま、固形石鹸で体を洗っているのは、これくらいです。
- 夏は1週間に2~3回くらい
- 冬は1週間に1~2回くらい
もちろん、この回数にとらわれ過ぎないで、公園でたくさん遊んで泥だらけの日とか、アカがたまりやすい部分だけ固形石鹸で洗うこともあります。
でも、毎日毎日石鹸で洗うのはやめています。
人間の皮膚って、実はそんなに毎日一生懸命石鹸で洗わなければいけないほど汚れていません。
でも、化粧品メーカーなどの宣伝の効果で「一生懸命洗わなきゃ」と思わされているようなところもあるような感じもあります^^;
それほど一生懸命洗わなくても、動物たちはちゃんと生きていけますよね。
もちろん私たちは人間なので・・・
イヤなにおいがしないように、見た目をきちんとして、不衛生に思われないようにしなければいけないんですけどね。
一生懸命洗うのをやめると、お風呂上りにクリームなどを塗らなくても、乾燥しなくなってきました。
私も、足や背中の乾燥によるかゆみがひどくて、冬は何を塗ってもダメだったんですけど、今はすっかり平気です^^
だんだん一生懸命洗う回数が減ると、子供の乾燥による湿疹も無くなっていきました。
子供はお風呂上りに冬場になるとちょこっとクリームを塗ることもありますが、塗らなくてもかゆくならないのか、塗り忘れてもあまり気にならないみたいです。
なんだか、安上がりで家計にもうれしいです(笑)
子供って肌がキレイなイメージですよね。
でも、大人の肌よりも弱い部分もあります。
今は、私自身が肌が強くないこともあるのでわかるんですが、間違った方法を続けると、ひどくなっちゃうんですよね。
- 体を洗うのはボディーソープよりも固形石鹸
- 洗い方は、毎日一生懸命洗わなくても大丈夫
これだけでだいぶ変わりますよ。
乾燥性湿疹肌の子供をお持ちのママさんに参考になれば幸いです。