かなりミルク寄りの混合栄養で育児をはじめた私でしたが、

  • なるべく母乳もたくさん飲ませたいな。
  • もっとおっぱいの量を増やすにはどうしたらいいのかな。

ずーーっとそう思ってました。

 

そんなある時、あげていたミルクの量が減り「具合が悪いのかな?」と焦っていたら、赤ちゃん訪問の助産師さんに「母乳が足りているんじゃない?」と言われ、その後、ミルク多めだった時には緑がかって便秘がちだったウンチも、ゆるっとした黄色い甘酸っぱい臭いの母乳よりのウンチになり「そうなのかも!」と確信しました。

 

赤ちゃんが生まれて、ちょうど3か月の時でした。

それまでの間、どのようにミルクが減っていったか、また母乳を増やす為にやってきたことをまとめました。産後、母乳が出なくて悩んでいるママさんに、こんなパターンもあるよと参考になれば幸いです。

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退院時はほぼミルク。1ヶ月検診までにも母乳は増えず。

実は産後の入院中、

私の母乳はちっとも出ませんでした(泣)

退院の時に病院から指導されたのは、

  • 3時間おきの授乳の際にはおっぱいを吸わせた後、毎回ミルクを足しましょう。
  • ミルクは徐々に増やし、1ヶ月検診までに体重を1キロ増やしましょう。

ということ。

母乳が出ていなかったので、この時赤ちゃんが栄養として飲んでいるのは、完全にミルクだけでした。

「このお母さん、ほんっと母乳出ないなー(笑)」

産後の不安定な精神状態の中、看護婦さんにそう思われていた気がしてならなくて(汗)

 

1人目の時はそれなりに出ていたので、歳のせい(!)だろうか?とちょっとヘコみました。

 

今回の2人目の子は、あまり飲まないで寝てしまうタイプの子だったので、生まれてから10日目の時100グラムも増えてなかったんですよね。

1ヶ月検診までに体重1キロ増やさなきゃと思っていたんで、「ちょっとでもミルクを飲んでー!」とどんどんミルクの量を増やして育てていたのが1ヶ月目までの状態でした。

(1ヶ月検診の時のミルクの量は1回に80ccくらいでした!)

 

ミルクの前におっぱいも吸わせてましたが、その時間があんまり長いとミルクを飲む時には寝てしまうので(汗)左右合わせて長くても10分くらいだったかな。

おっぱいは、飲んでいる感じが全然無かったので、なんか悪いなーと、思いつつ…orz

 

で、結局ミルクの力を借りて、1ヶ月検診の時には無事1キロ体重が増えたんです。体重が増えたことで力がついてきて、この頃からおっぱいも元気に吸っているな!という感じになりました。

なので、まだ赤ちゃんが小さい頃はしょうがないのかな?という感じもあります。

 

でも、私のおっぱいの方はというと相変わらず、授乳に間が空いた時でさえ、ポタポタとたれるくらいで、赤ちゃんは一生懸命ハムハムしてくれるんだけど、ゴクンゴクンと飲んでいる時間は短いんだよなーと思っていました。

 

なので、おっぱいの量を増やすためにいろんな事をしましたよ!

 

おっぱいの量を増やすため!母乳にいいことをアレコレした

温めるといいと聞いて、温かいお茶を飲んだり、「いや、この際体の外からも温めよう」とレンジで繰り返し温められるカイロで胸を温めたり、極厚の靴下を履いたり(笑)

食事は、体を温めるという根菜や、鉄分が取れる青菜やひじきの煮物・スープ・味噌汁などをよく作ってて、母乳のモトと言われるごはんは、元々大好きだったのでここぞとばかりに普段の倍!(笑)食べました。

 

水分が足らないのかなー?とも思ったので授乳のたびにお茶を飲んでみては、トイレが近くなっちゃったり(汗)

ちなみに、お茶は朝1リットルまとめて作って、授乳の度にレンジで温めて飲んでました!

 

それから、睡眠や休憩も大事だと思いました。

1ヶ月くらいの頃には夜間の授乳がすでに1回だけになっていて、2ヶ月の頃には、朝まで10時間くらい寝ちゃう子だったのですが(ホント寝すぎ…)

 

例えば、しっかり寝て5時間授乳が空いた後のおっぱいの張りと、起きてて5時間授乳しなかった時のおっぱいの張り方は、寝ていた時の方が全然いいんですよね。

 

夜間の授乳や、頻回授乳も大事とは言われてますが、私の場合はきちんと夜寝ること、昼寝まではできなくても疲れたら横になって休む事も大事だったみたいです。

 

夜よく寝てくれた理由として、寝る前にミルクをたっぷりあげていたのもあったのかもしれません。

 

今の時代って、母乳神話じゃないけど、「完母で育てるのがいいこと、ミルクを足すのは悪」という風潮がたまにネットで見かけることがあって。

ほぼミルクで育った上のお姉ちゃんの成長を見ている私は、いやいやそうじゃないと思うんだけどねー、とは思っているんですが…

 

そういった意味でミルクの力を上手に借りてママが休む事も悪くはないことなんだなぁーと思いました。

 

で、とにかく…

  • 温めることと栄養・水分を取ること
  • きちんと休む事
  • めげずに吸わせること

だけはやめなかったです。

 

もうすぐ2ヶ月くらいの頃、体重が逆に増えすぎと気づいて、ミルクを減らしてみようと思ったんですよね。

夜しっかり寝てくれるようになったので、午前中おっぱいが張り気味になっていたこともあり、朝のミルクをやめてみようかなーと。私の時間の余裕のある時は、ミルクを1回やめてみて、頻回授乳で乗り切ったりもしていましたね。(これは週2、3回くらいですけど)

 

2ヶ月半くらいの時には、ミルクの間隔をもう少し空けてもイケるかも?と、思って

午前中1回、お昼すぎに1回、夕方、寝る前に1回の計4回。

 

下手すると午前中に全くミルクを飲まなくても機嫌よく寝てくれることもあり、(途中で寝て飲まなくなるのではなく、いらないよと口を閉じちゃう)

 

それぞれ100cc作って飲みたいだけ飲ませていたんですが、(寝る前だけ120)だんだん100キッチリ飲んでいたのも80、60と減っていきました。

大きくなるにつれて必要な哺乳量は増えているはずなのに、1ヶ月の頃より3ヶ月の時の方が、1日のミルクのトータル量が若干少なくなっていたんですよね。

この頃、赤ちゃん訪問の助産師さんに足りているんじゃない?と言われたんです。

 

混合から完母よりに持っていきたい場合のミルクの減らし方って、すごく悩みますよね。

これは赤ちゃんの体重の増え方がポイントなんじゃないかな、と。

3か月までの赤ちゃんって1日に25gから30g増えるというので、1週間単位くらいで赤ちゃんの体重の増減を見て、ミルクをどうするか決めていくと良いかと思います。

 

 

こんな感じで少しずつミルクの量を調整していれば、最初からびゅーびゅー母乳が出なくても、3か月くらいかけて徐々に母乳量が増えて安定するってことがあるんだなー、と思いました。

 

私もすごく最初は焦ったんですが、上の子の育児の経験からすると、赤ちゃんってなんだかんだ出ても出なくてもおっぱい大好きですから^^

あんまり出なくて、おしゃぶり代わりになっちゃってもしょうがないかーぐらいの気持ちも持ちつつ、(ストレスためないことも大事!)でもやれることはやるという感じで

  • 温めることと栄養・水分を取ること
  • きちんと休む事
  • めげずに吸わせること

こんなポイントを中心にやってみてはいかがでしょうか?

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