6歳の私の子供(娘)が先日、耳鼻科で急性副鼻腔炎と診断されました。
「鼻づまりや鼻水がなかなか治らないんだけど、どこから耳鼻科に行くべきかな?」
「うちの子、副鼻腔炎(蓄膿症)なのかな?」って迷うママは多いですよね。
実は私も今年、2回ほど急性副鼻腔炎になり、耳鼻科に通ったんですよね^^;
そんな経験もしたことから、
- その時にどんな症状が出ていたか?
- どういう症状が出たら耳鼻科に行ったらいい?
ということ副鼻腔炎の観点からまとめました。
急性副鼻腔炎ってどんな病気・症状?
副鼻腔炎とは、鼻の中の副鼻腔に炎症が起こる病気です。
人間の鼻って、鼻のすぐ横や眉間のあたりに「副鼻腔」という空洞があるんですが、風邪を引いた時などに、細菌によって、この副鼻腔に炎症ができて膿がたまってしまうんですね。
「急性」副鼻腔炎は風邪を引いた時などに起こる一時的な症状なんですが、この症状が続いていくと、慢性化していくこともあります。(慢性副鼻腔炎)
副鼻腔炎の症状
私の子供が急性副鼻腔炎と診断された時の症状はこんな感じでした。
- ずっと鼻がつまって鼻声
- 鼻づまりで夜、起きてしまう
- 鼻をかんでもなかなか鼻水が出てこない
- 出てきた鼻水は透明
- 咳が出ている
- 鼻水をかむとき耳が痛いと言う
- だるそうにしている・食欲がない
子供の場合はまだ上手に言葉で説明できないこともあるので、行動をよく観察してあげるといいかもしれません。
鼻水の色が透明だったので、まだ副鼻腔炎としては軽めのタイプだったのかも。
また、私が急性副鼻腔炎になった時は、
- 鼻水の色が黄色~黄緑色
- 鼻水をかんでも鼻水が残っている感じがして、鼻が通らない
- 鼻の横、頬のあたりから奥歯が虫歯みたいに痛い
- 頭がぼーっとする
鼻水の色や、副鼻腔に痛みが出ていていることから、私の副鼻腔炎の方がちょっと症状が進んでいました。
副鼻腔炎は、鼻腔の炎症で膿がたまってくると、黄色や黄緑色の鼻水が出はじめます。
なかなか鼻をかんでもスッキリせず、なんだか頭もぼーっとします。
だんだん炎症が進んでくると、炎症の起きた副鼻腔も痛み始め、大人でもなんだか、スッキリしなくて不快なんですよ・・・
子供を耳鼻科に連れて行こうと判断した基準は?
娘は、3週間くらい前に、マイコプラズマ肺炎で10日ほど学校をお休みしていました。
マイコプラズマ肺炎が治ってくると、だんだん鼻水が出るようになってきたんですけどね。
今度は鼻をかんでもなかなか詰まって出てこなくて苦しい、鼻づまりで寝れないと言う日が4~5日続きました。
鼻水の色は透明だったので、まだ副鼻腔炎じゃないのかな?と思ったんですけどね。
でも、鼻をかむときに耳をちょっと痛がっていたので中耳炎もちょっと心配でした。
(結局耳は何ともなかったです。鼻がつまっているので、鼻をかむ時の空気の圧力が耳にかかっていたのかも。)
また、以前私が副鼻腔炎になった時は、治るのに時間がかかったので「早めに連れていけば、早く治せるかな?」と思ったのも判断基準の1つでした。
私の場合の副鼻腔炎は耳鼻科に通いつつ、治るのに2~3週間かかりました。
治ったと思っても、1か月後また別の風邪を引いた時に再発。
また同じように治るのに2週間くらいかかりました。
私も副鼻腔炎になった時、鼻がなかなかスッキリしなくて寝れず、ぼんやりしていた経験から、「子供でも副鼻腔炎がひどくなったらつらいよね?」と。
うちの子もひどくなる前に耳鼻科に行った方がぜったいラク!って思ったからです。
耳鼻科に行った時の処置
耳鼻科の先生に診てもらうと、開口一番「あ、これは副鼻腔炎になっていますね。」と。
鼻水が透明でもやっぱり行ってみて良かったです。
薬を飲んで2~3日もすると「ママ、今鼻で息できるよ!」と。
早めに行ったおかげか、治りが早くて良かったです。すっかり夜も起きなくなりました。
まとめ:鼻水・鼻詰まりで耳鼻科に行く基準は?
副鼻腔炎が疑われるときは
- 鼻水が黄色~黄緑色
- 鼻をかんでもなかなか鼻が通らない
- 副鼻腔を痛がる(頬の場合は歯が痛いような感じもします)
という特徴があります。
また、鼻水の色が透明でも鼻づまりで夜寝られなかったり、昼間も苦しそうだったら、早めに耳鼻科に行くことをおすすめします。
また、耳を痛がる時は、中耳炎の可能性がありますので、そちらも合わせて観察してみてくださいね。