学童保育に通う子供はどんな気持ちで学童に通っているんでしょう?
どんな様子で学童を過ごしているんでしょう?
「学童、楽しい?」ついつい子供に聞いてしまいます。
保育園の時は、まわりがみんな働いているママさんばかりでした。だからあまり気にならなかったんですが、小学校にあがると、仕事をしていないお母さんも周りにたくさん出てきます。
「ただいま!」と家に帰ったらママが待っているお友達もたくさんいる。
それって子供にとってどんな気持ちなんでしょう。
最初の頃は私自身もついつい、働いていないママさんと比べてしまうことがありました。
習い事をさせてあげたり、ゆっくり家で一緒におやつなんか食べているのかな・・・
「うちの子、周りの子に比べて寂しい思いをしていないかな?」
働いている親は、学童で寂しい思いをしていないか、窮屈な思いをさせていないか不安になりますよね。
学童に春休みから夏休み、そして冬休みも学童が開いている時はほぼ毎日、通わせて2学期が経過しました。
その間、学童での子供の様子を知って、また子供の気持ちを聞いてみて、気づいたことがあります。
ほぼ毎日学童に通わせて気づいた子供の学童での様子とその気持ち
指導員の先生は保育園や学校の先生とはちょっと違う
先日学童に行きたくない、と言ってお休みさせる機会がありました。
⇒1年生の子供が学童に行きたがらない!その原因、取った対策とは?
その時の話です。
「何か困ったことがあったら指導員の先生にも言うんだよ~」
と声をかけてみましたが、
「相談なんかできないよ!だって聞いてくれないし、すぐ怒るんだもん!」
と言われて、えーそうなの?!ちょっとビックリしました。
子供の中で指導員の先生は学校や保育園の先生とはちょっと違うようです。
指導員の先生の中にはパートで働く人もいます。一生懸命接してくれているのはわかるんですが、学校や保育園の先生のように国家資格をとって勉強している先生とは、「ちょっと違う」と子供たちは感じているようです。
上級生がちょっと怖い
学童保育は1年生は1年生だけの教室ではなく、いろいろな学年の子とも一緒です。
時には、ちょっとわんぱくな子もおり、おとなしいうちの娘はそれがちょっとイヤだったみたいです。
運動会間近なある日、宿題が運動会のダンスの練習だったことがありました。
素直でバカ正直!?なうちの娘は、学童の教室でダンスの練習をしていたら「バッカじゃない?」と言われてくやしかったようです。
お昼寝が無くなり疲れる
小学校にあがるとお昼寝が無くなりました。
毎日5時~6時までいっぱい遊んで、お迎えの頃には疲れているのかキゲンが悪いな、ってことがちらほら。
家に帰っておとなしいな?と思ったら寝てたってことも多々ありました。
ただ、ここまで書くと学童って子供にとってイヤなことばかりなのかな?と思うかもしれないんですが、良かったと思えることもあるんですよ!
子供の気持ちや様子をよく知る事。帰宅後の接し方で学んだ事
仲のいい上級生のお友達もできる
イヤな上級生ばかりで困っているだけかと思ったら、すごく仲の良い上級生のお友達も出来ていました。
自由帳にかわいい絵を書いてもらったり。学童で同じ1年生の女の子がいない時は、一緒に遊んでもらったり。
外出時にばったりその子に会うと、メチャメチャ娘は嬉しそうです^^
兄弟のいない娘にとって優しいお姉さんのようなその子は、娘にとっても大事な存在になっていると思います。
子供の気持ちや様子をよく知る事で母が学んだ事
小学生にあがってからは、子供の心のケアが今まで以上に大事だな、と思うようになりました。
急に学童に行かないといったり、学校を休みたいと言ったり(汗)
保育園の時以上に、子供が思っていること・感じていることを知ることが必要だと感じます。
なので、家に帰ってきたら学校であったこと・学童であったことを聞くようになりました。
「今日は学童でどんなことして遊んだの?」
「最近楽しい授業は何?」
娘は、あまり自分から学校や学童でのことを話すタイプではなかったので、自然に話しやすいように、こちらから話題を引き出しています。
その中で、少しずつ学校の様子や学童の様子も知ることができました。
学童は、保育園ほど先生と話す時間もないし、指導員の先生も子供の様子を把握している様子もないので、こうして自分から子供の様子を知る努力は必要だな~と感じています。
で、こうして話していく過程で、子供の考えていることが少しずつわかるようになってきました。
今までは、保育園の先生がいるから大丈夫!と思って放置!?していた部分ですが、こういう親子関係を作っていくことの大事さに今更ながら気づけたというか。
心も体もずいぶん強くなった
「学校で困ったことがあったらいつでも話してね。」
そういっていたら、たまーに「●●くんがね・・・」って嫌いな男の子の話題が出てくることがありました。
学校である男の子が娘が嫌がる呼び方をしたり、ちょっかいを出してくるようです。
小学生のあるあるな悩みですね(笑)
冗談で「じゃあ、ママがやり返しちゃおうかな!」と言ったら「それはダメだよ!」とキッパリと怒られました。
例えイヤなことはされても自分はしない。そういった強い心が育ち始めたと感じました。
それは、多少学童でもまれた経験もあったからなんじゃないかな?
兄弟のいない娘にとって、上下関係でちょっとイヤな思いをしつつ、こういうことをされたら相手は悲しいと知るのもいい経験になっています。
何でも大人達が、傷つかないように・・・と保護ばかりしていたらできなかった経験を少ーしずつしていくのに、学童はいい意味で一役買ってくれているんじゃないかな。
また、家に帰ってきて疲れて寝てしまうなら、夜は早めに寝かす。
その為に、どうしていこうか?と考えると、保育園の頃よりも少しずつ生活のリズムが整ってきました。
まだまだ風邪を引いてしまったりもしますが、体力もついてきたなと感じます。
まとめ:学童保育で過ごす子供の気持ちと様子。帰宅後の接し方で母が学んだ事
学童に通わせることを私は、総合的に考えて悪いことだと思っていません。
もちろん子供の気持ちも尊重することも大事です。
でも、こういった問題や困難を一緒に少しずつ乗り越えながら、親子関係って作っていけるものなんだなーと最近強く感じるんですよね。
社会性を身に付ける場として、学校以外にこういった場所があることもいいんじゃないかな。
学童に通わせず、毎日家に帰ってきていたら気づかなかったことです。