住宅ローンの金利引き下げ交渉の成功話。借り換え検討前に【後編】

 

前編はこちら

住宅ローンの金利引き下げ交渉の成功話。借り換え検討前に【前編】

 

・・・でもここで大きな疑問が出てきます。

「住宅ローンの借り換えをしたら、毎月コッチのネット銀行にお金を入金しないといけないなぁ・・・」

今、給料の振り込みがされているのは、住宅ローンを返済中の地方銀行。

給料が入ったら、2日後に住宅ローンの毎月の引き落としがあるので、そのまま放っておけば返済されていきます。

でも、ネット銀行に借り換えをしたら、毎月こちらに入金しないと残高不足で引き落としできない、なんてことになりそうです。

子供がいて働く私にはちょっと、手間です。

 

だったら・・・このシュミレーションシートを持って、今の銀行に金利交渉をしてみたらどうか???

スポンサーリンク

住宅ローンの金利見直し交渉に地方銀行へ

会社をわざわざ休んで行ったかいがありました(笑)

「金利の差がかなりあり、住宅ローンの借り換えを検討している。でも私としては、以前から付き合いのある○○銀行さんとこのままお付き合いがしたい。・・・どうにかならないですか?」

ネット銀行で出されたシュミレーション結果を見せて言いました。

なんか恋の駆け引きのようですね(笑)ドキドキします!

旦那が仕事で休めなかったので、私1人で銀行に行きました。だからナメられるんじゃないか?とも思っていました。

 

・・・すると、女性の銀行員さんはあっさり、

「今はずいぶん世の中の情勢が変わってしまったので、こういった相談は多いんですよ。・・・ちょっとお待ちくださいね。」

その銀行員さんは、私の希望する通り、

  • 変動金利0.77%(期間中ずっと変動)
  • 5年固定金利1.295%

今よりずっと金利の低い2種類のシュミレーション結果を出してきてくれましたよ!

 

一度その書類を持ち帰り、旦那と変動と5年固定どちらにするか話し合いました。

結果、我が家は変動0.77%にすることを決め、電話で銀行員さんにその事を伝えると、ソク、その金利で審査を出してくれることになりました。

最終的には、契約者である旦那にも契約のハンコを押してもらうため、実印を持って銀行に行ってもらう手間もありましたが、「金利が下がるなら」と旦那も喜んで会社を半休にして行きましたよ。

契約がスムーズに行くよう、丁寧な説明をしてくれて、しかも最短で審査を通して翌月の支払いから金利を下げられるよう、調整をしてくれた銀行員さんにめっちゃ感謝です!

 

どうしたら住宅ローン金利引き下げ交渉が有利になる?

でも、必ずしも全員が同じように金利の引き下げ交渉ができるわけではないようです。

  • 現在の収入や安定性
  • どれくらいその銀行と付き合いがあるか?

こういったことが判断材料になる、と銀行員さんは言っていました。

我が家の場合は

  • 給与振り込みをしていること
  • 光熱費など各種引き落としをしているメインバンクなこと
  • 夫が会社員で勤務年数も多い
  • 積立定期の口座がある
  • 銀行のクレジットカードを持っている
  • 貯金の金額(でも、そんなに大きな金額じゃない(笑))
  • 今回、審査を通すため、新しくカードローンを形上だが作った

こういったことが良かったみたいです。

 

また、私の中でこれは大きかった!と思うことですが・・・

実際にネット銀行など他の金利が今より低い銀行で、シュミレーションシートを作ってもらい、それを実際に持っていったことが良かったと思っています。

銀行員さんも、これがないと、もしかしたら動いてくれなかったかもしれません。

 

おかげ様で、借入期間は変えずに

  • 毎月の返済額を5,000円
  • ボーナス払い年2回各25,000円

合計年11万円返済額を減らすことに成功しました。

しかも、ネット銀行での住宅ローンの借り換えでは、給与振り込みをすることが条件、というところもあるので、メインバンクを変えずにすむメリットもあります。

借り換えの時には、大きな手数料もかかるので、その分もお得になりますね。

住宅ローンの借り換えを検討しているなら、今の住宅ローンを組んでいる銀行で、金利引き下げをすることを一度検討してみるといいですよ。

良かったら参考にどうぞ!

 

スポンサーリンク