雛人形って収納場所や飾る場所が無い!しかも高くて買えない(泣)
コンパクトで扱いやすいお雛様があったらいいんだけど・・・
そんな理由で「雛人形は買わない」という選択をする人が増えています。
我が家もそうでした。
我が家は2LDKの小さいマンション。お雛様を飾る場所も、収納場所も無い!
オマケに私も育児や家事をして、働きながら、キレイに飾ったり収納する心の余裕があるのか・・・?
この湿気の多いマンションで、そんな高いモノ、きちんと管理できるのか?
・・・たぶんカビ生えるよね?
というプレッシャーもあったんですけどね^^;
でも、毎年お正月が過ぎると、ショッピングセンターの子供用品売り場では、必ず雛人形が売られていますよね。
お友達の家で、豪華に飾っているのを見たら、娘もうらやましがったり。
「娘には、健やかに育ってほしい。幸せになってもらいたい。」
「お雛様を飾るのは大変だけど、やっぱり何か飾ってあげたい。」
お店やお友達の家にある、お雛様を見るたびに、そんな気持ちになることがありますよね。
せっかくの季節イベントに何もしないのも寂しい・・・。
そんな時は代わりに、こういう収納場所にも困らないコンパクトなおすすめ雛飾りがあるんです。
お雛様の収納場所に困ってる人におすすめ!超コンパクトな雛人形とは?
娘の最初の雛祭り、初節句にダンナのお義母さんからこんなコンパクトな雛飾りを頂きました。
お部屋の中にぶら下げて飾る雛人形です。
「つるし雛」というそうです。
飾るのが簡単だし、収納場所もとらなくてホント、これおすすめ!
しかも、かなり扱いが雑(ごめんなさい)でも、6年経った今でも、カビが生えることも、汚れが気になる、ということもありません。
「お義理さん、めちゃめちゃナイス!」
って思いましたよ^^
つるし雛とは?雛人形の代わりになる?
つるし雛が始まったのは、江戸時代。
その頃、雛人形は、お金持ちの武家など、一部の家が飾るものでした。
一般の家庭では高価で手に入らないことから、雛人形を飾る家は少なかったとか。
代わりに、お母さんやおばあちゃんでつるし雛を作って飾る家が多かったみたいです。
今も昔も子供を思う気持ちは変わらない、ですネ!
つるし雛の飾りの意味
いろいろな飾りがあるなぁ・・・
と思っていたら、ひとつひとつに意味があるんですよ。
- 花・・・花のように美しく育ちますように
- うさぎ・・・魔除け・病気から守る、芯のある人になる
- 巾着・・・お金に困らないように
- まり・・・丸々と円満な家庭に育つように
この写真にはありませんが、この1つ上の写真にある代表的な三角形の飾りは薬の袋の形をしていて、病気と縁が無いように、という意味があります。
これ以外にも50種類以上の飾りと、それぞれその意味があるので、「どんな意味を込めたいか?」と、選ぶのが楽しそうですね。
娘がまだ小さかったころは、こうして揺らして遊んで楽しんでいました。懐かしい^^
こんなに遊ばれても(笑)壊れることはありませんでした。
小学生になった今も、お雛様の時期が近くなると、自分から「出さないの?」と聞いてくるくらい、お気に入りみたいです。
つるし雛の飾る時期としまう時期は?
飾る時期は、ふつうの雛人形と一緒。
年明けから出す人や、立春をすぎた2月の中旬までに出す人が多いです。
しまう時期も、雛祭りが過ぎたらなるべく早め、3月の中旬までの天気の良い日に収納します。
※雛人形をしまう時期が遅れると婚期が遅れることがあると言われているため。
飾り方やしまい方は?
一般的に、「つるし台飾り」というつるす台があるんですが、天井にフックを取り付けてぶら下げる方法もあります。
でも実は、我が家の場合は、上の写真の通り、窓際の室内干しの物干しにかけてあるという・・・
箱からささっと出して、ぱっと引っ掛けるだけなので、5分もあれば飾れて、しまうことができます。
収納場所も超コンパクト!これが本当にうれしい^^
写真は、幅37cm奥行26cm高さ26cmのボックスですが、こんな感じでコンパクトに収まるので、いつもは、クリスマス飾りと一緒にしまっています。
5年間、乾燥材やしょうのうなどと一緒に収納していませんが、特にこの湿気の多いマンションでもカビが生えた!ということがありませんでした。
つるし雛はどこに売っているの?
つるし雛は、お近くのショッピングセンターやホームセンターでも手に入れることができます。
また、インターネットでも購入ができますよ。
それから、つるし雛って手作りすることもできます!
実は、写真のつるし雛は手作りなんです。私のお義母さんが作ってくれたんですよね。
今は、ホームセンターやインターネットで簡単に作れるキットが売っているので、作るのも楽しそうですね。
おわりに
雛人形の収納場所が無い!
でも、雛人形を飾らないだって子供を思う気持ちは一緒です!
雛人形を飾らない代わりに、コンパクトなつるし雛はいかがでしょう?おすすめですよ。
手作りが大好きなおばあちゃんなら、喜んで作ってくれそうですね。