育児休暇明けって、まだ集団生活に慣れていない子供はよく病気をもらってきますよね。保育園からの呼び出しが連日のように続出します!
私の場合「どうしても泣き止まないからお迎えに来てください」ということもあったりして(笑)私も、最初の3か月くらいは、
「半分くらいしか会社に行っていないんじゃないか?」
という月もありました。
そんなに早退や休んでばかりだと、仕事を辞めさせられないかスゴク心配でした。
実際、その時期に、他の部署で同じ契約社員の人が契約を更新されなかったと聞いて、不安もつのる一方(泣)
でも、あとから辞めさせられた理由を聞くと、勤務態度がかなり悪かったのが原因だったので、そこまで心配する必要はなかったんですけどね。
でも、自分が思うように働けていないと、やっぱり不安になるものです。
私もそんな不安から「仕事ができるよ!」ってアピールをしたくて、育児休暇明けの最初の1~2年は無理してついつい仕事を抱え込んでしまっていました。
当然、残業も増えてお迎えも遅くなります。となると子供も、まだ体力が無いので、体調が良くない日々の連続でした。
そんなことを繰り返していた矢先、私の子供が熱を出して保育園から呼び出しがあったんですが、仕事でハマってしまいどうにもできずけっきょく、夜中までお迎えに行けないことがありました。
その時、私の考え方は少し変わったんですよね。
やっぱり、1人の人間が守れるものって少ないです。「本当に守らなきゃいけないものを最初に守らなきゃ!」と感じました。
今までは守るものがなかったので、私も仕事を第一優先にすることができていましたし、自分がいくら仕事に没頭し、時間をかけても文句を言う人はいません。
でも、これから仕事をして続けていく上で、子供が熱を出して急に休ませてもらうことも、学校行事のため休みをもらうことも、ドンドン会社に迷惑をかけることが増えてきます。
迷惑をかけずに働こう、というのがもう難しいんです。
そんな中でも仕事を続けていくなら、自分の置かれている環境、例えば急な子供の熱などの時にどれくらい周りが育児に協力してくれるのか?などを考えて、仕事と育児に対して自分が注力する「バランス」を考え直さなくてはいけません。
どうやってでも自分の中で、ここまではできる、ここからはできない、のライン引きする必要が出てきます。
これからの人生、なにも子育てだけでなくて、介護や自分の病気など普通通りに仕事ができないことは増えていきます。
「生活の中に仕事があると考える。」
子育てしながら会社で働いていくには、こういう視点が大事だと思うんですよね。
だから、そういった中でもどういう風にしたら会社に貢献できるかということを一緒に考える必要があると思います。育児を理由にまったく仕事ができないというのは、さすがにちょっと問題ですからね(笑)
例えば、子供が急な熱を出して早退しなければならない時、家で仕事のフォローができる仕事だったら、ちゃんとそれができるような状態にしておく。
例えば、何か自分の得意な分野を作る。
パソコンが得意な人は、エクセルやワードで職場の人が困っていたら教えてあげられるようにする。他にも、勉強できることがあったらやってみて業務の効率化につなげる。
女性は人と話すのが得意な人が多いので、いい職場の雰囲気づくりに努める、なんてのもいいですよね。
職場の雰囲気が良く、「報・連・相」がしやすい環境というのは、やっぱり働いていてぜんぜん効率が違うなと感じます。
また、お客さまの対応を率先して受けるようにする、などなど。
他にも、何かあっても引き継ぎしやすい環境を作ったり、いつも何気なくやっていた作業を思いきって止めてみて、簡略化してみる、などなど。
どんな子育て中のママでもできることはあると思うんですよ。
子育てしながら仕事を続けて6年、なんか強くなったなぁ~と感じます。
子育てをしていなかった頃よりも、ずいぶん効率的に仕事ができるようになった気がします。
子供がいることは決して弱みではないですよ。働くママさん、頑張ってくださいね^^