先日、小学生の子供の足の裏のかかとに魚の目のようなものができている事に気づきました。
強くかかとで踏むと痛いようなので、どうにか取る方法を調べていたんですが、インターネットで
「魚の目 子供 足」
…と調べていると、
- 子供の足の裏にできる魚の目は、魚の目ではなく「ウイルス性のいぼ」かもしれない
- しかもうつる… ←!!!
と書いてあり、焦って一度病院に行くことにしました。
魚の目に似ているウイルス性いぼの画像
治療前のウイルス性いぼの画像です。直径1センチくらい。真ん中にポツンと芯があって、ほんと魚の目みたいですよね。ちょっとぼんやりしたウチの子供曰く、「1か月くらい前からあったかも~(←本当か!?)」とのことです。
何科に行く?迷ったら肌の事は皮膚科が一番!
皮膚科に行ったら先生が少し見るなり、「あ〜、これはイボだね!うつります。」とおっしゃいました。全くインターネットの通りで、ただの魚の目ではなかったです(汗)
ウイルス性のイボ=尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)というもの
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で起こるウイルス性疣贅だそうです。
私は、はしかや水疱瘡など感染性の熱が出る病気以外の場合で、子供の肌にできたもので迷ったら、皮膚科に行く事にしています。
以前、「アタマジラミに感染したか?」と思った時も迷っている間に広がってしまったので、迷う時間があったら、とっとと皮膚科に行ってしまったほうが後々楽です。
⇒子供の頭のかゆみはアタマジラミだった!卵とフケの違いや見分け方!
皮膚科ってホント混んでて大変なんですけどね。でもやっぱり1日でも早く治療開始した方が治りが早いですから!今回の魚の目改め「ウイルス性イボ」も大きくなったり増えると大変ですので!!
ただ、ネットでは「じゃんじゃん伝染る風に」書いてあったんですが、皮膚科の先生が言うには そこまでは伝染らないということでした。でも、少しでも可能性があるなら兄弟もいるし完全防御したいのが親心…。
ウイルス性いぼの取り方!皮膚科での治療方法や薬の塗り方
皮膚科では下記の2通りの治療方法を提示されました。
- 液体窒素で焼く治療方法。痛い。しかも10回くらい病院に通う
- 1ヶ月ぐらい毎日薬を塗り続けて自然に取れるのを待つ方法
「液体窒素療法(えきたいちっそりょうほう)」液体窒素(-196℃)でウイルスに感染している細胞を凍結・融解を繰り返し、「イボウイルス」を表皮の細胞ごと破壊していくもの
液体窒素は痛いと聞いて、しかもその他の治療方法があるなら・・・まぁだいたいそちらを選びますよね。我が家も薬を塗り続ける方法にしました。
その他に「ヨクイニン」というハトムギからできる漢方薬を飲んで、体の中から代謝を良くして治す方法もあるみたいですね。
ウイルス性イボの治療薬オキサロールの塗り方
皮膚科から言われたのはオキサロールという薬を
- 夜寝る前、毎日お風呂上がりのキレイな足に塗って
- 上からイボの大きさに合わせて小さく切ったサランラップを貼って
- 上からサージカルテープなどで止める
- 朝になったら剥がす
- それを1ヶ月繰り返す
という治療方法です。
毎日の事なのでこんな感じにやってます。
- 直接手で塗って伝染ってしまうのを避ける為、オキサロールは綿棒を使ってちょんちょんと患部に塗ります。
- あらかじめ暇な時にまとめてサランラップは 小さく切っておきます。
- ぴったりイボの大きさになるまで小さく切らなくても良いので(小さすぎて難しい!)何回かに折りたたん使っています。
- サージカルテープで止めるのもOKですが、我が家は家にあった絆創膏を貼りました。薬剤師さんに聞いたらそれでも良いそうです。
- 寝ている間に絆創膏が剥がれないように靴下を履いてもらいます。
伝染らないような対策
家ではなるべく靴下を履いていてもらいました。
こんな感じで子供の足の裏にできた魚の目・・・じゃなかったウイルス性いぼを治療しました。
治療方法や薬の塗り方等参考になれば幸いです。